2009/10/20

鶴岡とんぼ返り、マイ手帳術、うれしかったこと

週末、鶴岡にとんぼがえりしてきた。
弟の会社の展示会要員として呼ばれ、IHコンロのデモでパエリアをつくり、子どもと一緒にホットケーキを焼く、というイベント。こどもが夢中になってくれるのがうれしい、楽しい。
詳しくは彼のブログにアップされるのではないかと(更新してください>弟)。
http://mizuho2525.exblog.jp/

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夜は野球連盟会長・渋谷益生さんからの呼び出しでつや姫試食会に地元すしやへ出かける。
「つや姫」は今年デビューした新しいお米。甘みが強く、粘りはアキタコマチ系のものほど強くない。
すしには甘いが、おにぎりと油を使った料理(リゾットとかパエリャとか)には最適かも、などという話をする。さめてもうまいのだそうだ。新オリーブでピラフを作ったらうまかろう。

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2009/08/29

愛すべき週末へ

『soup.』撮影。
初めてのスタッフで挑む撮影は予想より2時間はやく撮り終わった。
友人に新しいアシスタントをお願いしたのだが、
見事に私ができないことが得意な人でした(つまりは整理整頓とお片づけね)。
仕事の上でも、なんと理想的なことでしょう。
彼女の母親としてのたたずまいに惚れ込んでお友達になってもらった経緯がある。
子供を愛し、守るというぶれない軸をもった静かで強いたたずまい。そのお子さんの目は、この世にもあの世にも開かれた、夜空の色をした美しい目の子供であった。

しばらく休んでバスに乗って新宿に出、ぶらぶらする。
一日中家から出ず、体にこもった何かが発散されていくよう。
歩きまわるのがよいのだ。
金曜の夜のにぎわいを体にまぶしつけ
デパートで髪飾りをひとつ買い、再びバスに乗って帰る。
秋に郷里・鶴岡で仕事をすることが決まり、友達に電話する。
エスモールでトークショーですって(驚)。
できるかわからないけれど、また気軽に引き受けちゃったよ、私ったら…。

ばんごはん。
まぐろの残りとわかめ、撮影ののこりを並べる。
さっぱりしたものが食べたくて、冷やしトマトとキュウリ。
今日のスタッフは撮影物を持ち帰ってくれたので冷蔵庫の中がすっきりしている。ありがたい。

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2009/07/02

甲府→鶴岡→東京

駆け足で1週間がすぎようとしています。
甲府から一瞬東京に戻って30分でパッキングと着替えをすませて飛行機に乗った。
おじいさんや同級生やお役人さんやテレビの人や料理人、いろんな人と話した。
ひさごやにはあと少しで手が届かなかった。

江戸時代の空気を残す荒物屋「森茂八商店」にて、
町人まちファンクラブ(仮)のためのメンバー集めをかねてお茶。
次代の森茂八によれば、私は、学校に来ない人として有名だったそうだ。驚いた。
まぁ登校拒否から拒食まで、いろいろ流行を先取り(?)したけれど…。
ここでお茶をしているだけで、近所のおじいさんたちが入れ替わりたちかわりするので、昔の話を聞くことができるのは大きな収穫。
森茂八商店の軒先で、江戸の町並みと、昭和の女郎屋と芸者屋、国民学校に通う少年と戦争の照明弾と廃線になった電車、登校拒否の少女が交差する。


夏の庄内も食べた。
朝6時から温泉「ゆぽか」にはいっても、8時45分の飛行機に余裕で乗れる。
ああ、いいところだよ、鶴岡。

メールの返信、たくさんしていない。すみません。今日から明日にかけてPCに向かいます。


森茂八商店
http://www.aramonoya.com/(通信販売あり)
http://aramonoya.blog113.fc2.com/
次回ここにきたら、蛇の目傘か日傘(和傘の日傘がある!)を求めたい。

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2009/04/27

鶴岡へ 九兵衛旅館と坂本屋

金曜から週末にかけて鶴岡に行っていた。
しろかきの始まった田んぼが、きらきらと光を跳ね返している。
空気はまだ緩むことなく冷たく、これぞ鶴岡の春の空気だのう…と思う。
寒かったのは低気圧の影響もあったようで、いなほの70分遅れで新幹線が最終になり、
東京に戻ったのは結局今日。
メールがたまってるわ、処理することは多いわで後ろ向きな気持ちになる。
すべてから逃避して寝てしまいたい…

今回は、湯田川の九兵衛旅館(藤沢周平の定宿)に滞在したのがいい息抜きになった。
リニュアルしたての貸し切り檜風呂から竹林を眺め
もう毎回ここでよいかも、と思った。
湯田川温泉は泉質が最高なので、食事とホスピタリティが鍵。

あとは「坂本屋」の海坂膳がすごかった。
コストパーフォーマンスは大丈夫なのか?と思うほどのお膳。
この季節は桜鱒を食べにいくといっても過言ではないのだが、
3000円で、あんかけ、南蛮漬け、焼き、吸い物…あの鱒尽くしの料理は、すごすぎる。
坂本屋では、最近は弁当の対応も始めているようなので
(1200円の花見弁当は2段重ねでかなり贅沢な内容だったという噂)
地元の方はおおいに利用してもらいたい。
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必ずこうしてお客を見送ってくれる。江戸享保年間から続く旅籠旅館。
手入れの行き届いた庭や、今はなき鶴岡城の杉戸が保存されていたりとさりげなく豪華なのに、敷居が高くないのが魅力。
ランチや夜の食事のみも可能。
というよりも、「たっぷり食べて飲んでそのまま泊まりもあり」というほうがぴったりかも。
なんだっけ、フレンチとかのあの形態。…オーベルジュ!
そう、坂本屋はジャパニーズ オーベルジュなんです。

【坂本屋】
山形県鶴岡市三瀬己91
0235-73-2003


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2009/04/13

鶴岡の仕事はここ

http://www.mamoribito.net/project.html

こちらのページの一番した「古地図で歩く城下町鶴岡町人まち」からPDFをダウンロードいただくとご覧になれます。
エッセイ3本。

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2009/03/29

「荘内日報」2度目

鶴岡の友人から「荘内日報」に仕事のことを載せてもらったとの連絡。「酒肴道場」の紹介でも一度載せてもらったのでフリーライターとして名前が出るのは二度目。

故郷についてのパンフレット「古地図で歩く城下町鶴岡 町人まち」に、エッセイを3つ、書いた。
まだアップされていないが、mamoribito.netというサイトにパンフレットのPDFがアップされる予定です。
歩きながら江戸から明治、大正、昭和、平成という時間の流れを旅できる地図になっています。
今年はさらに時間をさかのぼってつないでいく仕事をさせていただけそう。
こうして故郷とつながるのはとても幸せです。


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2009/03/11

七日町プロジェクト、楽しみでがんす

うーん、散らかすのって簡単だなぁ。(部屋を見ての感想)

さて、鶴岡の仕込みがいろいろとしあがってきた。
役所の人の緻密さってまた別格のすばらしさがある。
やる気のあるお役人は基本的に優秀なのだ。
鈍感でプライド(だけ)高い人はまた別だけど。
あ、それは会社員でも同じか。
リスクをとらず、責任もとりたくなく、鈍感で、しかもプライドだけ高い人…(ため息)。

鶴岡の仕事は、4月くらいには
http://www.mamoribito.net/home.html

ここで見られるようになるはず。
来年度もまだ続く、ふるさとのプロジェクト(通称七日町プロジェクト)。たのしみでがんす。

鶴岡は古い建物の多い街だが、今でも遊郭の建物がさらっとそのまま残っていたりする。すごいよねえ。
それでもちょっといいような建築物は今や耐久度ぎりぎりで、さらに所有者の相続関係が絡んだりして、ここ5年の間に貴重な建物がどんどん壊されているのだという。
実際、瀬戸際でぎりぎりがんばっているところも多く、保存は町の大きな課題なのだけれど、福祉や教育など優先順位があるので、財政の乏しい地方都市は困っている。
教育などの恩恵を受けるだけ受けて、都会に流出した私たちのような地方出身者は、ちょっと考えなくちゃ。
さぁ、わたしは、何ができる?
ふるさと納税も、結局は寄付ということで、使いづらいしのう。

おくりびとの鶴乃湯も、もう壊すか…というところで映画のロケに使われて、壊すわけにもいかなくなってしまったらしい。三谷さん(所有者)は大変だけど、これはこれでラッキーなのかも。

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2009/02/24

歌舞伎座三月公演、おくりびと

しかかり原稿を抱えたまま、歌舞伎座に走る。
蘭平、弁慶、三人吉三。
吉右衛門さん、見れば見るほど好きになっていく。吉右衛門さんの弁慶が、一番好きかもしれぬ。強い男の人のかわいらしさに惹かれる。
三人吉三も好きな演目。ずいぶん前に染五郎さんのお嬢吉三を見た印象が強かったのだが、玉三郎さんのお嬢吉三は、なんというかもうすごみさえ感じられた。三階からでもすごーく楽しめた。

もちろんスケジュールにはそのぶんきっちりとしわがよっている。
今週は鞭打たれた馬のように原稿をすすめるしかない。
ま、いいんだ。原稿は、やれば終わる。

「おくりびと」がアカデミー賞をとったのは
ロケ地が地元ということもあってうれしい。
母から「鶴の湯のおくさんが全国紙にウツッテル!」とうわずった電話がくる。
映画に登場するお風呂屋さんは、本当にあのまま鶴の湯(鶴乃湯?)として営業している近所の風呂屋なのです。
朝日新聞の記事今たまたま鶴岡市についての原稿をすすめているということもあり、なんかうれしいなぁ。
鶴岡市は、江戸時代から地図が変わっていないうえに、下手すると明治時代くらいの町並みがそのまま残っている「街ごとタイムカプセル」のような町。
それを活かす方法がきっとあるはずなのだ。
ロケ誘致もそのひとつだ。
みんな「おくりびと」の風呂につかりに鶴岡に旅しにこないかなぁ。
原敬が泊まったホテル(鶴岡ホテル)も当時のままの建築物で営業しているんだけどなぁ。

大きな地図で見る ↑ちょっと拡大していただくと、見えます。

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2009/02/01

去年の1月を読み返す

doruga日記の真似をして、去年の1月の日記を読み返す。
ああ、このころ家をさがしていたのね。
そして小さなことでいじけてたんだなぁ、ははっ、なんていいながら
空いていない段ボールのことを考えて(とはいえつめ直したものなんだけど)ちょっと後ろめたい気持ちになった。
小さいことでいじけていたのは、大きな信頼がなかったからだろう。

スケジュール帳をみると「今週したいこと」が「今週すること」におしやられて小さくなっているのが分かった。
あああ、やりたいことをたっぷりやれる前倒しの人生は遠い。

そうそう、ホワイトユニバース、2回水切りをしたら5本中2本が復活しました。
そして3回目の水切りで、3本目も復活しました。

写真は、出羽三山祈願の節分豆を、叶姉妹風にとったつもりのもの。右が復活したホワイトユニバース。
出羽三山を眺めながら育ったものとしては、こういう豆は素通りできないんだなぁ。
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2008/12/18

だるま市

思いがけず、懐かしい写真が送られてきた。
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観音さまのだるま市。
「おかんのんはんのだるま市」と呼んでいたような気がする、小さな市であった。

車がすれ違えないくらい細い路地を入った川沿いに、
ひっそりと建っている木造の小さな神社が、一年に一度、この日だけスポットライトを浴びる。
きっと江戸時代の昔から、あの小さな場所はそうやって毎年時代を経てきたのだ。

いつもは小学生の遊び場として使われているだけの小さな神社をめざして
暗くなる4時すぎくらいからいそいそとでかけたものだ。
かなりこじんまりとした市なのだけれど、つつましさの中に浮き立つ気持ち、とでもいおうか。
小雪がちらつく中を、心弾ませておかんのんはんに出かけた感覚は今でもリアル。
だるまは買わないけれど、切山椒とあんこ玉(たこやきの皮にあんこが入ったような菓子)はかならず買った。
寒い中でほかほかのあんこを口にしたときの幸せ、
あの白熱灯がともったような感じは、
今なら「手のひらの中の幸せな日常にはっと気づくような感じなのだ」と言えばいいのだろう。


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2008/12/16

親バカ

すっかり親ばかと化したシブヤマスオより、ジュン(8ヶ月の柴犬)の写真がとどく。

こういうのを見ると、親ばかでもしょうがないと思うよ、うん…

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2008/12/12

マスオからの手紙

「ジュン」(黒柴 8ヶ月)の朝の散歩の時の日の出
月山の峰  鳥海山に朝日が照り始める
素朴な田舎の景色だが  見たとき有りますか?

鶴岡の飲み仲間(としてもいいでしょうか?マスオさん)・シブヤマスオから叙情的なメールが届く。
朝ぼらけの鳥海山の稜線。朝日にきらめくすすきの群生。
ここ、赤川の土手だろう。
吐く息の白さまで見えるようだ。

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このへん、よく映画のロケに使われるんですね。
「たそがれ清兵衛」でも、「おくりびと」でも見た。
その風景を見ると、いちいちじーんとしてしまうのであった。

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そして続く1枚をみたとき、心臓がとまりそうになった。

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2008/10/01

きれいなだけじゃないんだよ

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10月になった。
さしもの東京もすっかり秋。水がくさらない温度になったから、花をかざろう。

ダリアがすき。今の時期は秋田産のダリアがメインなのだそう。
行きつけの「アンディ」で、産地や農家の名前まで教えてもらって花を買う。
野菜も花も同じ。生産品を通して産地農家までつながるのはたのしい。
どこが苦労なのか、どこが新品種の特性なのか、そういうことを知るのは面白いことだ。
ちなみにアスターは新品種の「ポンポンレディ」。大人気で市場で手に入らないのだとか。

今の課題はダリアが散る前に(ダリアは3日で散る花もちの悪い花)部屋を花にふさわしいレベルまで片付けること。
週末の帰省の荷物があと半分残っている。
服も入れ替え期。
夏のきもののメンテナンスも課題だ。


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2008/09/30

ひさしぶりに秋の鶴岡

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朝からばたばたと空港へ向かう。
庄内空港行き1210はほぼ30分遅れで出発し、
1時間遅れで到着した。
雨雲を避けるための上空旋回で胃の腑からこみあげるものあり。
惨事にはいたらないものの、子供の頃から三半規管が弱いのだ。

飛行機をおりるとさすが鶴岡、東京と10度の気温差があった。おおふるさとよ16度、コートの欲しい気温だ。
6部袖のワンピースでは明らかに寒いが、ウールのストールをもっているからギリギリセーフ。
街路樹がちらほら色づいている。
水田は稲刈りの最中。通称・ナウシカ、私の大好きな黄金色の海だ。

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2008/09/29

へっぽこ

仕組みが分からなくても操作できるはずのドメインマッピングが、できない…
ここ数日がんがん歩いているので万歩計が楽しみだな〜と思ったら、はいていないズボンのポケットから万歩計が滑り落ちる。
そんな日々。

和装小物はやはり日本橋三越だった。
新宿伊勢丹を鼻で笑い飛ばすような品揃え。
そして頼れる店員さんの多さよ。
迷っていた帯の選択も小物選択もすんなり決まった。

これから飛行機に乗って鶴岡にいってきます。
週末はパソコンつながらないので連絡とりづらいです。

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2008/08/13

残暑お見舞い申し上げます

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鶴岡ではイー・モバイルがつながらないので
帰省中は更新お休みでした。
滝と花火の写真で残暑見舞い申し上げます。

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2008/07/28

鶴岡への旅、アドバイス

大先輩の北尾トロさんより鶴岡情報の問い合わせがくる。
この夏、藤沢周平を巡る旅をするとのこと。
お休み中の鶴岡友達(情報通)に電話をし、最新ランチ情報などを取材し、メールする。

トロさんに提供した情報をまとめておく。
【鶴岡市観光連盟】
http://www.tsuruokakanko.com/tsuruoka/fujisawa/index.html
ここが藤沢周平関係では一番親切な案内のよう。
【庄内をあそぼう!】
http://kankolog.jp/shonai/
お店やお祭り、花火大会関係、グルメ情報はここが今一番使えるそうだ。
【オリジナルマップ】
せっかくだからまとめてみたマップ。グーグルのマイマップの使い方の勉強ができ、自分のためにもちょうどよかった。

【注意点】
鶴岡を旅するときの注意点は、バスやタクシーに頼るならスケジュールをかっきりきめておくことだ。
本数がすくないし、気ままにうごくことができないので、本音でいうならバス・タクシーはあまりすすめたくない。
空港や駅でレンタカーを借りてカーナビで動くのが一番小回りがきくと思う。
物価については、東京と比較するとかなり安いので、食事の予算も少なめにみつもっておいてよし。
ランチタイムはコアタイムしか動いていないので、時間のずれた食事をしたいときはあらかじめ店をねらっておくこと。
電車をつかって鶴岡に向かう際は、海側の席をとること(下りのいなほの場合は進行方向左がわ)。

私自身も今年は8月と9月にそれぞれ帰鶴の予定が決まった。楽しみなのだ!

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2008/04/14

魂をゆさぶる男

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魂をゆさぶる男、Mr.スマイリー、Mr.ノースリーブ、Mr.ノープロブレム。

はい、ウルフルズ20周年記念公演を見届けに、武道館に行ってきたのです。
友人がファンクラブに入っているおかげ。ありがたい。
武道館まで歩くか走っていきたかったけれど、長時間の公演が見こまれたため(シングルをほぼ全曲やるというプログラム)自重。
そのかわり、午前中の国領買い出し、昼からの荷物受け渡しは歩く。引っ越しのときに買ったカートが大活躍。

観客の盛り上がり(グッズ販売の行列が門の外まで続いていた)に比べると
ウルフルズメンバーはちょっとお疲れ気味、というか疲労がたまっていたのではあるまいか。
渋谷公演のときにくらべて目の下の隈がふかかった。

あの、べたべたな男女の役割、構図が決まっているウルフルズの世界はちょっと、いや、かなり照れくさい。
やんちゃな熱血男とあたたかく見守るかわいい女。ザ・スタンダード。
これが心に響く、広く受け入れられるのは、みんながこういうのをいいなぁと思ってるってことなんだろう。反面、こういう男や女でおれない現実もあるってことでもあるだろう。
私に響くのは、”ふたり”の歌より”ひとり”の歌の歌詞から透けてくる生きるポジション、
アメリカンロックに根ざしたリズムと音(だよね?)、そして
男の子が集まって楽しくやっている!というあの雰囲気そのものだなーと思った。

おそめの晩ご飯
チキンマカロニグラタン(リクエストがあった)、キャベツとひじきの梅サラダ、
ウルフルズの余韻でビールをごくり。
目の裏には、靖国神社の若い青葉の色がちらりちらり。

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2008/04/04

農林漁家民宿おかあさん100選


「農林漁家民宿おかあさん100選
」というのができたそうだ。
まず20軒、ぜったいに選ばれているな、と思ったらやはり、この宿「知憩軒 」。
昔ながらの畑のものを食べさせてくれる。だから、春や夏は色とりどりで、冬は茶色い。
お膳のうえに押し付けがましくない哲学が込められている。
民宿だけではなく、ランチの営業などもやっているので気になる人はぜひ予約を。
毎日このごはんを食べていたいと思うほど幸せな場所だ。


以下農水省HPより抜粋
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山形県 鶴岡市 知憩軒
TEL 0235-57-2130
http://www.ques.co.jp/syonai/kanko/shisetu/chikeiken/
長南 光
ちょうなん みつ
<あるものに手を加え、古いけど新しい、懐かしいのに新鮮、田舎
風なのにおしゃれ、という非日常が日常であることの暖かさに出会
う空間を提供しています>
●1日1組限定の農
家民宿で、農家レストランを併設。「献立はそ
の日の畑と相談」がモットーで、食材は畑か
ら摘んできたばかりの旬の野菜と果実が中心。
味付けは薄味で化学調味料を使わないなど、
工夫された料理を提供。宿泊部屋は離れにあ
り、のんびりとした時間を演出。

(平成20年2月18日更新)

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2007/12/06

母校(鶴岡市立朝暘第一小学校)の建替え

弟のブログで、母校(鶴岡市立朝暘第一小学校)が来年建替えられることを知る。
たしかに私が通っていた20年以上前にすでに古かったので致し方ないことだろう。

中庭の百葉箱、ドクダミの匂い、オオバコの匂い、プールの石の感触、消毒槽のコンクリの肌触り、体育館の床、雪の吹きだまりができる渡り廊下、あけるのが難しかった鉄枠の窓のきしみ、廊下の黒タイルの割れとその下からのぞくコンクリートの感じ、人が死んだから締め切りになったという怪談が残る体育館横のトイレ、理科室の匂い…そういったものを雪崩のようにありありと思い出した。

あ、「花笠音頭」も思い出した。
運動会の出し物に「花笠音頭」があり、全校生徒がボール紙でつくった花笠を手に2時間目と3時間目の間の長めの休憩時間中、延々と花笠音頭を踊りながら廊下を練り歩く、という時期があったのです。
私たちは第二次ベビーブームど真ん中だったので、入学前に木造の「新校舎」が増築されたのだけれど、もうそれさえも古い新校舎だろうな。
学校の玄関という玄関が使われていたものだけれど(北、東、西に登校口があったように記憶している)、今はひとつにしぼられているのだろうな。
確か、タイムカプセルを埋めたことがあるんだけど、それも無責任にどこかで朽ちていくんだろうな。

今度帰省のおりには歩いてみよう。母校を、さ!

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2007/11/25

水を喰う、土を喰う

畳の上に、熟れた柿に雀やムクドリがたかる影がおちる。
冬の長い陽が差し込む部屋で、こたつに寝転んで、『また会う日まで』を読み進める。
こたつの上には、ぬるくなったお茶。このままうつらうつらしてもよい。
頭がぼーっとするような、冴えていくような時間。
ああ、この時間が欲しかった。
「ちんちんさーん」とともに奇妙な人生を渡っていくジャック。

午前中は、茄子の始末をした。
まだ実を付けているのをすべてもいだあとで、枝を切っていく。
上1/4ほどが霜枯れた茄子は、2Mほどの大きな垣根になっている。
師匠も私も花粉症持ちなのだが、この茄子のほこりで目やノドがやられるのだった。
畑仕事がすばらしいことばかりではない、ということを、この1年粘膜や皮膚を通して知った。
農薬をすべからく否定することのバランスの悪さも同様に知った。

くすんだような香ばしいような晩秋/冬の匂いは、枯れた草木の匂いだ。
イチジクは、霜に当たってかじかんでしまった実が多く、とうとう実を太らせるのを諦めるだろう。
里芋も、南方系らしく、あれだけ大きく張っていた葉がすべて縮こまってかれている。
足元では、水気をたっぷり含んだ白菜と大根が張っている。
霜でくすんだ葉に鮮やかな小菊の清々しい匂い。
見渡すと、恐ろしいほどに抜ける青空を背景に、富士山がそびえていた。

茄子は芥子漬けにすると言う。
うちの田舎・鶴岡ならば、夏真っ盛りの水気を含んだ茄子を使うところだが、
果たしてこのあたりでは、終いのつまった茄子の始末にするのだ。へええ。

そもそも、ここ甲府と鶴岡では、野菜の「おいしい」という基準がまったく違う。
一番面食らったのは茄子で、甲府のおいしい茄子と鶴岡のおいしい茄子の基準があまりにもかけ離れていたので、最初はおいしい…の?と思ったけれども、だんだんと分かるようになった。
どっちもおいしい。どういうふうにおいしいかが違うってことだ。
「切る」でも、まな板の汚れ方が違う。「茹でる」でも、下ごしらえ後の鍋のお湯の色がまったく違う。
甲府の野菜は味が濃い。転じてアクも強い。その濃さの中で、旨味を味わい分けているという感じ。
鶴岡のうまい野菜とは、どこまでもみずみずしいなかに、あっさりと繊細な味がのっている野菜だという感覚がある。清水を噛み締めるような野菜の時もある。
しいて言うならば、「土を喰う」と「水を喰う」ぐらいのちがいがある。
そういえば、鶴岡ではアク抜きをしたことがほとんどない。
いわゆるアク抜きをすると、繊細な旨味が抜けてしまうからだろう。
そうなると、当然同じ野菜でも料理の方法や野菜の下ごしらえの方法は変わってくる。
味付けのむき不向きも出てくる。こういうことが面白いなぁ。

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2007/09/17

新宿にメキシコ

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ここ、東京のど下町なのに、メキシコみたい。わたしはメキシコ行ったことないけど。

ジムに行って偽の自転車に乗ってクロマニヨンズ聞きながら、架空の5km先の国まで大冒険をする。

母にきものを着せて、夕方から国立劇場で文楽「菅原伝授手習鑑」。
歌舞伎でよく観る演目を、通しで観るとまた別の発見がある。
これについては、書き始めたら長くなっちゃったので別項にて。

終わった後、劇場バスに早足で向かって(国立劇場はこれが味気ない…)、
新宿行きのバスでばびゅーんと帰る。
母は東京駅行きに飛び乗り、上野から寝台列車で鶴岡に帰る。

帰ってからファミレスで夜お茶し、洋なしと鶏肉・豆腐を物々交換する。
晩ご飯を食べ損ねていたので、ついでにキノコとチキンのシザーサラダ。
塩気と油気とタンパク質と、野菜のしゃりしゃり。
今日の感じにはこれがちょうどよかった。

11時過ぎにはモーロー。
ああ、意外ともりだくさんな一日だったんだな。

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2007/08/29

だだちゃ豆フィーバー

※連絡
近隣在住の友人の皆さんへ
うちによれる人は連絡ください。
だだちゃ豆を分けます

今年は本当に気候がめちゃくちゃだったようだ。
例年15日前後に届くだだちゃ豆が28日に届いた。
豆の品種や成熟度合いによって収穫の時期が違うとはいっても
これはだいぶ作るのも難しかっただろう。

毎年お世話になっている松浦園芸さんに
「いちばんおいしい時期になったら送ってください」
と頼んでいる。
だから、今年は今がだだちゃ豆の「旬」なのだ。

そうだ、そうだ!というように、大地宅配のおまかせセットの中にもだだちゃ豆が入っていた。
ただし、「月山パイロットファーム」産。市町村合併の前までは鶴岡市ではなかったやや高原地帯(多分羽黒町)で採れたものだ。
そしてもう一袋、こちらは同じ山形県でも内陸の置賜地方の枝豆が入っている。
先の松浦園芸は、だだちゃ豆で名高い鶴岡市白山地区に隣接した小淀川地区にある。
…これはもう、食べ比べてみるしかないでしょう。
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結果は、
1位 ダントツで松浦園芸のだだちゃ豆。
2位 意外にも置賜の枝豆。
3位 月山パイロットファームのだだちゃ豆
の順。

だだちゃ豆は、品種もだけれど、一番こだわるべきは「どこの畑で誰が作ったか」なのだと思う。
だだちゃ豆ソムリエとしては一級の舌を持つ鶴岡市民がだだちゃ豆を買いに行く場所では、だだちゃ豆のコーナーに、生産者ごと、種の種類ごとに試食コーナーを設けている。そして、買う方もいちいち試食をしてから「この畑の!」と決めて買い求める。
そのくらい、こだわるものなのです。

そして、うまさを決めるのは、畑から鍋までの時間の短さ。1秒でも早くゆでないと…。
そんなこんなで、都合10回くらい塩ゆでを繰り返してくたくた。
夕方、倒れるように寝てしまう。
真っ暗闇で目が覚めると、外は雷雨だった。
月蝕の代わりにいかづちを眺める。

晩ご飯は、夏野菜を溶かし込んだ欧風カレーと、スペアリブの揚げ物。
ズッキーニを決して口にしない人がいるので、1本まるまる薄切りにして入れておいた。
それと、少しだけ残っていたマンゴーも入れちゃう。
食後しばらくして実はズッキーニ入り…と告げたら実に無念そうな顔をして、一本とられた、と唸る。
スペアリブは、にんにくやショウガ、しょうゆをつけ込んでおいたのに衣をつけて揚げただけ。
意外とさっぱりしており、ダイナミックな夏の料理ってかんじ。

そういえば、昼ご飯のわかめとキュウリのサラダ、「大至急焼き肉5人前」って感じのいい味だった。
あやうく缶ビールをあけるところだった。
こんど酒肴道場で使えると思うので、ここにメモしておく。

そして、ことしのだだちゃ豆、まだ間に合うかも。松浦園芸に聞いてみてください。

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2007/08/22

野球バカその2 偉人伝・渋谷益男

わがホームタウン・鶴岡の野球場は、全国でも類を見ないオール天然芝の野球場だ。
その名も「鶴岡ドリームスタジアム」という。内野も芝生。選手の体に優しい球場。いいでしょう。
ちっぽけな一〇万都市の限られた予算の中で、野球環境を徹底的に考え抜いて作られた証拠に、この球場は今やW杯オールジャパンチームの合宿所にも選ばれているのだ。すごい。
まぁ、私は野球、しないんですけど。

この野球場プロジェクトを推進したのが、このブログにも何度か登場している渋谷益男さん。
ドリームスタジアムの「ドリーム」は、この「職業:野球」を自称してはばからない鶴岡野球連盟会長、シブヤマスオが見始めた夢だ。
設計段階で、費用をおさえるために一塁か三塁、どちらかの室内練習場を減らしてはという話になったとき、実況席の空調費を削って室内練習場を死守した逸話(「空調がなければ野球観戦出来ないやつは来なくていい!」)が表すような、徹底した野球至上主義の夢。
髪の毛一筋も私欲が入らない「オールフォーヤキュー」の思想は、地元の野球ファンを取り込み、いつの間にか野球という共通の夢が飛び跳ねる場所になった。
父の審判も、弟の市民総体も、みんなこの球場で行われている。
気が付けば、マスオの掌の上で踊っているというわけだ。
そして当のシブヤマスオといえば、今日も河原の野球練習場で、1人フリーバッティング100本(球拾いも自分でやる)をやって、ご機嫌なのだ。きっと。

そんなシブヤマスオのブログをみつけてしまった(ここ)。
60過ぎて筋肉隆々のオヤジが真剣に中学野球の練習方法を論じている。
こんなステキブログ、なかなかないと私は思っている。

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野球バカその1 塁審の鬼・スーさん

ええ、甲子園ももう決勝ですね。
今年は県立佐賀北を徹底して応援している。
このチームがすごいのは、一試合ごとに成長するところだと思う。
なんかね、もう試合ごとにバージョンアップしてるような気がする。
三日ぶりの赤ん坊がぎょっとするほど大きくなり、顔つきまで変化するかのような成長率…。
高校生だからこそこの「伸び」なのか?違うのです。多分、学びの質が違うのです。
ということは、おとなでも、おっさんでも、おばさんでも、同様の成長は可能なはず。
今回の甲子園、佐賀北から何かを受け止めたい私であります。

さて、私自信にスポーツの素養がないのにも関わらず、
スポーツに興味があったり、スポーツ好きな人が好きなのは、ひとえに両親と兄弟のおかげだ。

先だって帰省したとき、父は野球の審判にかけずり回っており、
弟は市民総体にかけずり回っていた。弟のチームは、なんでも決勝に進出したのらしい。
すごいねー、と言うと、俺だって!と言わんばかりの父、土方焼けを自慢げに見せてくれた。
審判のしすぎでできたらしい。審判といっても塁審なのだが、本人にとってはとてもやりがいも誇りもあることらしく、先日、審判のユニフォームのまま出社しようとしたという話を聞いて(賢明な母が押しとどめたらしい)、ビールを吹き出しそうになった。
そのあと、プロ野球イースタンの試合の塁審をやったと聞いたときは、本当に吹き出してしまった。
うわー、度胸あるなあ、プロ野球のひと…

大役を務めた父は、二軍選手はやはり二軍レベルなのだ、ということをしたり顔で語ってくれた。
「まんず、水飲み場のたばこ!メンソールだでら、なんだでら、ずらーっとたばこ並んでんなや。ちょっと間空くとぷかーぷかってやぁ。スポーツ選手であれだけタバコのんでれば、だめだでやの。
(スポーツ選手とは思えないほどのたばこの量、頻度だったらしく、あれでは一軍にはあがれるわけがない、と言っている。メンソールに対するいわれのない偏見も感じられる。)」
選手の皆さん、手が空く=喫煙という行動パターンが完全にすりこまれているため、禁煙エリアにも気づかずもうもうと紫煙をあげていたらしい。
プロのスポーツ選手が喫煙!しかもルールを守らない!父同様、私もがっかりである。しかし、父は一日二箱のたばこのみ…人生とはままならないものだ(さらに、父よ、本業の仕事はいいのでしょうか…?)。

父ががっかりしたことは、もうひとつあったらしい。
それは地元との交流が少なかったこと。
イースタンの選手、1時間でも2時間でも、野球少年への技術指導ボランティアをしてくれたらいいのになぁ、と思う。
なにしろスポーツはうまくならなきゃ、楽しくない。
プロにアドバイスをもらえたら、絶対に上達する。
少年少女にとって一生ものの思い出になるだろうし、野球ファンの裾野も広げてくれる…のではないだろうか。
二軍だからできることもあると思うんだよなぁ。どうにかならないものかしら。

というわけで、今日は数回にわたって愛すべき野球バカシリーズをアップする、予定。

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2007/08/17

鶴岡赤川花火大会 2007/8/10

Pict0011
誰がなんと言おうとも、私にとってのNO.1花火大会。
東京の、パニックが起きそうな大混雑もなく、花火はリッチだ。
ちょっと指定席を奮発して、視界に入りきらないほどの花火!を2時間満喫する。
1歳児をつれていても安心して花火見物ができる。これは本当に最高。

夕方、ゆっくりと支度し、ゆっくりと待ち合わせて中学の同級生達と合流。
20年前の記憶を元にファミリーレストラン「キングコング」で待ち合わせたら、
すでに「つぶれた『ビデオセンター』」になっていた。
わたしたちの鶴岡地図は古すぎて、どうにもつかいものにならないらしい。
「バイパス通らいるど、どこさいるが分からねえ(車でバイパスを通られると、どこにいるのか分からなくなる)」
「八ツ興屋の田んぼのはずれだったなさ、でっけえマックスバリュ(スーパー)さなっての(八ツ興屋という集落の水田地帯のはずれだったのに、マックスバリュをはじめとした大きなスーパー地帯になっている)」
ぶつぶつ。ブツブツ。
鶴岡は、江戸自体からそのまんま(!)という古色蒼然とした部分がおおい街なので、
7割くらいは記憶のままだが、あとは幻の街になる。
私たちは、これからも幻の店の前や、幻の小学校のあたりで待ち合わせるのだろう。
私たちには、大きなショッピングセンターに見渡す限りの田んぼが、原っぱには木造校舎が、ゆらゆらと陽炎のように見えるのだ。

花火のあとは、同行の同級生とバー「シック」でやや深酒。鶴岡に行ったらだいたい2件目はここ。
鄙には稀な、といっては失礼だが、本格的なバー。バーテンダー協会にも登録しており、上等のカクテルが飲める。
昔オーダーした「ジンと、ちょこっとシャルトリューズと、ライムと、ソーダ」のカクテルが定番になっていた。
味が最高に好きなんだけど、心底よっぱらうということを忘れてぱかぱか飲んでいるウチにお開き。

次の日は、二日酔い気味の頭を抱えながら、
酔って話したことを思い出しては「きゃっと叫んでろくろ首にな」っていた。
どうしてあんなにアホなのか。
恥ずかしいのならやめればいいのに、私はきっとやめないだろうという確信がある。

というわけで、赤川花火大会、来年もぜひ行きたいものです。

バー・シック
山形県鶴岡市本町1丁目8-44
0235-22-4958

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2007/08/13

アンサーフォト

Pict0007

アンサーソングではなくてアンサーフォト。
前に、大好きな人が、とてもきれいな気持ちで
きれいな月夜の写真を送ってくれたことがあった。
返事の言葉が見つからなかったのだけれど、
やっと返事が見つかったような気がした。

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2007/08/03

弟よ…(週刊ダイヤモンドその3)

その後、弟は「週刊ダイヤモンド」を手に入れて[いない]らしい。
「まだ見つからねーなや」という電話が入った。
うーん、週刊だからね、ぼちぼち品切れになるよ。
「やっぱりコンビニでは売ってねえあんがな?(売ってないのかな)
プレジデントっていうのはあるらしいけど…」
いや、プレジデントとダイヤモンドは別会社なんだってば。
だだちゃ豆の松浦園芸さんには掲載誌が届いているので
それを見せてもらえばよいといい、電話を切る。

弟のブログには、会社の倉庫にカブトムシの幼虫をおいたまま忘れて、倉庫中にカブトムシを発生させた(!)という記事がアップされていた。
ごっそりの抜け殻と、数匹のカブトムシが回収されたそうだ。おまえは小学生か!
カブトムシのはい回る音がするまですっかり存在を忘れていた、というところが大変荻原の人間らしいと思う。

夜、赤川ぞいの灌木に砂糖水を含ませた脱脂綿の罠をしかけては、4時起きでカブトムシとクワガタを捕りに出かける、まっ黒に日焼けした細い首筋を思い出した。
野球、水泳、カブトとりetc.弟の夏はいつも忙しかった。
毎夏終盤には、饐えた匂いを放つキュウリやスイカの皮と共に、死骸の入った虫かごがどこへともなく片づけられていったものだ。
そのころから弟の大切なものは変わっていない。
「野球」と、「友達」と、「くうもの」だ…

「クワガダをくう(喰う)、わーがだ(おまえたち)」という超ローカルなだじゃれは今もあるのだろうか。まったく面白くないのに、みんなとりあえず言ってた気がする。

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2007/07/30

「週刊ダイヤモンド」発売日

今日発売の「週刊ダイヤモンド」
意外な人が買いに出かけてくれた。
それは弟です。
一応プロなので、粛々としていたいのだけれど…
人気フリーペーパーにも毎週書いてるんですけど…
まわりに喜んでくれる人がいるというのはありがたいことだと思う。

「まがりなりにも実力ねえ人では書けねえような雑誌だろ?ダイヤモンドなんて、有名じゃん」
いや、本当に運がいいだけなんだよ〜、と口ごもる私を尻目に
ビジネス誌に載ったということが
経営者である弟にはインパクトがあるらしい。
「いま八文字屋書店の前ださげ、買ってくる〜」
ノリノリである。作業服を着た180cmのアンちゃんが
書店の中をがに股で闊歩している風景が目に浮かぶ。
「ねぇぜ?姉ちゃん」
あんた週刊ジャンプのあたりで探してるんじゃないの。
経済誌!経済誌!頼む。よく探してください。
「あ、そっか〜。経営・経済のほうの。
これだがな〜?いや、明らかに違うの。日経?日経ビジネス?」
いや、あんた、さっき自分で「有名な雑誌」「ダイヤモンド」って言ったじゃん。
ビジネス誌との縁遠さがびんびん伝わってくるんですけど?
「ン〜、ねーの。いいや、コンビニで探してみるっ。じゃーのー。」
えええ?【書店<コンビニ】なのか?弟よ。
通話のとぎれた携帯を手に、「週刊ダイヤモンド」だよ…と弱々しくつぶやく姉であった。

そんな弟だが、運がいいだけの私よりもずっとがんばっている。
実家の水道屋をついで、経営改革にとりくんでいるのだ。
既存のやり方、業界のしがらみ、銀行とのつきあい、先代社長(父)とのぶつかり合いetc.
ゼロからのスタートではなく、むしろマイナスからのスタートの中で
自分らしい経営のあり方を模索している姿を見ている。

弟が得意げに切り出した。
「実は俺、ブログやってんなや。けっこう評判いいあんぜ。」
…知ってた。だいぶ前から読んでる(あまつさえ、知人に知らせたりもしている)。
「おいおい、水くせえっ!どうせ姉ちゃんも何か書いてんなんろ。
相互リンクみてえなやつ?貼ろぜ〜」
とのことで、ご紹介申し上げます。
「プロフェッショナル」
http://mizuho2525.exblog.jp/
素直にがんばる。真摯に取り組む。そんな姿勢の一端が伺えます。
初心を忘れそうになったときに読むと
背筋が伸びるブログであります。

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2005/09/27

9月24日 岡部再評価、芋煮会

マツモニカと電話していたら、
どうもうつらうつらして
見逃していたらしいことがわかった。
いったんつきあったものの、岡部は身をひいたのだそうだ。
やっぱりいいやつかも。岡部再評価。私の中の番付あがる。
(「ファイト」の話です。)

本日は台風が来ていたのだそうだ。
そうとは知らずにきものを着て
ホームパーティにでかけてしまった。
単衣だし、帯は木綿だ。まぁいいや。
久しぶりにあったイトーシンくんに、
芋煮への情熱を熱く語る。
賢い彼は穏やかに笑って、
「こんどやりましょう」と言ってくれた。
そういえば昨日、椿さんも
「10月の帰省のときにみんなでやるか〜?」と
メールをくれたんだった。
うれしいなぁ。

突如として芋煮への愛情が吹き出したのはなぜか。
それは刷り込みだ。
だって、田舎では子供のころから9月といえば芋煮なんですよ。
秋の遠足は「芋煮遠足」、毎週末は職場や同窓会や町内会など
あらゆる社交が芋煮を通して行われる。
芋煮のはしごは常識だし、ああ
イモニイモニ…口の中が芋煮になってる。

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2005/09/21

9月18日 秋の話。とても几帳面な人。

涼しいけど肌を焼く秋の日差しだ。
椿さん上京。
アテンドと称し、おかいものざんまい。
物欲、煩悩に振り回される一日となる。
収穫は帯3本。やっちまいましたね。
でも外したものはない(鼻息)。

着物を着るようになってほぼ10年、
古きもの、アンティークを着るようになってからは
6年くらいだろうか。
最近自分の好みが最初のころの感じに
落ち着いてきたような気がする。
最初は、どうしてもイメージ通りに着られなくて
いろいろ試していたみたい。

布は、おめかし用の”はんなり”じゃなくて、
紬やバティックなど日常着として着込んでいく布が好きなんです。
(優しい柔らかものを着ると「玄人」みたいでこわくなるのです)
それがしっくりくるというのは、
ひょっとして、体の動かし方など含め
大分着方が分かってきたってことなのかもしれない。
布の組み合わせのイメージを具体的に組み立てられるようになってきたのかも。
もしくはイメージに自分が追いついてきたのかもしれない。
私の着方が下手だったから、布が厭がって
着られてくれなかったのかもしれない、とも思う。

ああ、これ、着物だけじゃないな。
気持ちが先走って、体や行動がついていかないこと、
ほかにもある気がする。
あと何年後に気づけるのか分からないが
アホな私は動きながら、やっちゃって、無駄ダマをたくさん打って、
そのあと初めて「あれ?」って、気づくのだ。
まぁ時間のかかること。
そしてご面倒をかけること。

もっと賢いつもりだった時分は
そういう自分が許せなかったが
今はそういうもんだ、と思ってあきらめている。
賢く要領よく失敗なし、なんてぜったい無理だし
情緒も不安定でぶれるし、ひどいもんだ。

でも周りはたまに勘違いするらしい。
「オギワカさんって、一円までびったり数を合わせるタイプだと思った…」
そういったS田さん、あなたの人を見る目には
まだまだ修行の余地がある!わはは。
椿さんは、
(誰がそんな几帳面な性格だって!?)
控えめに目を丸くしていた。

晩ご飯は『シェ・ピエール』で。
フランスのきのこの香り、
うずらワイルドライス詰め(栗がしのばせてある)、
夢みたいに完璧だった。
ワインもすばらしく、知らず知らず酔っぱらっていたみたい。
うずらを食べて「秋の人がいる!」とか
いわなくてもいいのになぁ。
と、しらふに戻ってから思った。
でも一口一口大興奮だったのだから、仕方ないや、とも思う。
おいしいものとキレイなものの一日でした。

月の光を浴びて、体が半透明になったところで、帰る。
水底に沈むようにゆらゆら寝る。

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2005/08/15

8月10日 鶴岡赤川花火大会

夕方、浴衣に着替えて昭和通りを赤川方向に歩く。
途中、「肉のクドー」で総菜を買って、
ビールの買い出しは弟に指令を出す。
今年はなんといっても最前列に枡席をとったのだ。
普段迷惑をかけ通しの私なので、
家族、友人をはじめ普段お世話になっている方をご招待した。
遮るものなく、視界いっぱいにスパークする花火を堪能するのだ。
おーっほっほっほ(高笑い)。

桜並木の土手をこえて、
席につくと隣に同業のT沢さんご一家が。
T沢さんと弟は高校野球部の同級生なので
ずーっと甲子園について話している。
かつての甲子園球児は、
仲間内で甲子園トトカルチョをやっているらしい。
立派に汚れた大人になったものだ。
椿さんとお友達は、色違いの浴衣で、こころ憎いコーディネート。
そして酒を飲んで謎の写真撮影にいそしんでいるところが
とても彼女たちらしいと思った。

花火はとてもすばらしいかった。
希望を述べれば、
ぜひ来年は音楽監督をおいてほしい。

その後はシブヤマスオ呼び出しで
いつものお店へ。
血のつながりもないというのに
ホント、かわいがってもらってるなぁ。

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2005/08/14

8月9日 アルケッチャーノに死す

午後は仮眠をとって、小千谷ちぢみに紅型風の帯をしめたら
椿さんとアル・ケッチャーノへ!
地元の事情に明るく、酒に強く、
食いしん坊の友人が地元にいるというのは
なんとすばらしいことでしょう。

では、たまにはメニューの詳細を書き出してみますか。

●岩がきのモロヘイヤ入りケッカソース
(庄内浜、夏の定番の岩ガキ。白ワインがぐっと進む)
●夏イカと夏野菜のパスタ
(イカの青臭さと甘みが、ズッキーニと
思いがけず好相性。白ワイン進む)
●ソイ(でかい)のハーブ焼き
(魚の味がしっかりしている分、
軽い仕上がりになっている。
オリーブオイルのいい香り。白ワイン進む)
●舌平目(でかい)の焦がしバターソース
(付け合わせの野菜の酸味が
コクのある味わいのアクセントになる。
軽い赤ワイン欲しくなる)
●羊タンのゴボウ添え
(ゴボウを二種の食感で出す心憎さ。
軽い赤ワイン進む)
●デザート盛り合わせ
(山羊のジェラートはもちろんすばらしい、
ベルガモット風味の桃シャーベットでさらっと口の中が洗われる)

私たち、よくここまで食べたもんだ。
たいしたもんだ。これで●千円たぁ、狂気の沙汰だ。
ああ、夏の庄内を食べましたとも。しっかりうけとめました。
お腹がいっぱいになるのが哀しく、食べ終わるのがさみしい。

ここは、イタリアンのファン、というよりも
和食とワインが好きな人におすすめではないか。
まずすばらしいのは、食材の味を殺さずに活かす奥田シェフ。
さらにこの田舎にしては奇跡的に、食事に合わせて
ワインのセレクションができるソムリエがいる。
そして、さらにすばらしいのは、この食材を生み出す海と地面だ。

庄内浜、ブラボー!
鶴岡の地面、ブラボー!
酔っぱらいの声で愛を告げ、
アルケッチャーノに死す。

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2005/08/13

8月9日 実の姉です

8時35分、庄内空港に降り立つ。
いったん弟の会社に寄り、
半期分のバランスシートをチェック。
弟とハイタッチ、がっしり握手。
そのまま挨拶周りに出かける。
清川屋、山形銀行、しあわせ銀行、
信用金庫、保証協会、国庫…
弟、行く先々で「実の姉です」と断りつづける。
言わなくても顔と骨格に書いてあるから大丈夫だ。

昼はログスタジオで
ヤナギダくんとマスオさんと一緒に
肉のクドーのメンチカツ弁当をたべる。
渋谷益男61歳、職業:野球。
「俺の仕事は野球」そう豪語する顔は
自主朝練の成果で真っ黒に日焼けして、
鼻のてっぺんは赤くてらてらと光る。
彼の情熱は庄内平野の隅々に行き渡るどころか、
海を越えて、いつの間にか地元で
アジア6カ国交流戦を実現していた。
韓国語の通訳によんでくれればよかったのに、と弟
(彼は韓国で地下鉄を1本掘る間に韓国語をマスターしている)。
今年の甲子園の予想、今後の山形高校野球の展望、
羽黒ベースボールパーク構想、
鶴岡ベースボール王国への野望…
東大野球部さえも、実質彼の配下である。
そして今や、渋谷HONDAサロンは
ベースボールサロンと化している。
私たち姉弟が
「うわー、シブヤマスオ!」というのは
驚きを通り越し、あきらめを含んだ最大限の賛辞であり
「マスオさんの生き方はかっこいい」というのは
共通見解である。
私利私欲なく、好きなものを好きでいつづける、
見栄をはらない人生。
それは人に愛される人生を連れてくる。

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