2009/06/23

『からだのメソッド』矢田部英正

「阿修羅展」のポスターをみたときに「懐かしい」と感じたのは
10年以上前に、この仏像のたたずまいに惚れ込んでいた矢田部英正さんからいただいたポストカードを持っていたからだった。
矢田部さんの主宰する「武蔵野身体研究所」とはかなり長いおつきあいで
彼のつくるコルプスの椅子は、私の書斎の主役になっている。
座り方、体の緩め方、身のこなし、たたずまいについてetc.たくさん教えてもらったことがあるが、
特に、きもの姿が板につくために、矢田部メソッドはとても有効だった。
腰紐を骨盤をしめるように使うことで、着崩れはまずしなくなった。
歩き方も静かになった。それは丹田に重心をおいて、膝を少し曲げたまま静かにあるく、ということなのだけれど
たたずまいとは体の動作の与える印象なのだな、と深く理解できたことは、財産になっている。


少し前になるが、その矢田部さんから新著『からだのメソッド』をお送りいただいた。
これが、よい。

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2009/04/27

鶴岡へ 九兵衛旅館と坂本屋

金曜から週末にかけて鶴岡に行っていた。
しろかきの始まった田んぼが、きらきらと光を跳ね返している。
空気はまだ緩むことなく冷たく、これぞ鶴岡の春の空気だのう…と思う。
寒かったのは低気圧の影響もあったようで、いなほの70分遅れで新幹線が最終になり、
東京に戻ったのは結局今日。
メールがたまってるわ、処理することは多いわで後ろ向きな気持ちになる。
すべてから逃避して寝てしまいたい…

今回は、湯田川の九兵衛旅館(藤沢周平の定宿)に滞在したのがいい息抜きになった。
リニュアルしたての貸し切り檜風呂から竹林を眺め
もう毎回ここでよいかも、と思った。
湯田川温泉は泉質が最高なので、食事とホスピタリティが鍵。

あとは「坂本屋」の海坂膳がすごかった。
コストパーフォーマンスは大丈夫なのか?と思うほどのお膳。
この季節は桜鱒を食べにいくといっても過言ではないのだが、
3000円で、あんかけ、南蛮漬け、焼き、吸い物…あの鱒尽くしの料理は、すごすぎる。
坂本屋では、最近は弁当の対応も始めているようなので
(1200円の花見弁当は2段重ねでかなり贅沢な内容だったという噂)
地元の方はおおいに利用してもらいたい。
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必ずこうしてお客を見送ってくれる。江戸享保年間から続く旅籠旅館。
手入れの行き届いた庭や、今はなき鶴岡城の杉戸が保存されていたりとさりげなく豪華なのに、敷居が高くないのが魅力。
ランチや夜の食事のみも可能。
というよりも、「たっぷり食べて飲んでそのまま泊まりもあり」というほうがぴったりかも。
なんだっけ、フレンチとかのあの形態。…オーベルジュ!
そう、坂本屋はジャパニーズ オーベルジュなんです。

【坂本屋】
山形県鶴岡市三瀬己91
0235-73-2003


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2008/12/10

よしもとばなな「彼女について」

よしもとばななさんの『彼女について』を読み終え、慄然とする。
一言で言うなら「こういうことをこんな風に書いてしまえるのか!」ということ。

西の魔女にメールを出すと、すでに買っていた。
こういうものごとは思ったときにもう通じてしまっているのだな。

今の世界と薄紙をはりあわせたようにある別の次元の世界のことが感覚的にわかる人なら
この本のことも、こういう成り行きも分かってもらえるはずだ。ああこの世の中というものは。


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2008/01/23

おじさんの着ぐるみ

新橋演舞場で大発奮の海老蔵を見、やんやの大喝采。そのまま銀座に流れ、天才ビールつぎ・エビさまのいなくなったライオンビヤホール(銀座7)でゆったりおしゃべりなど楽しむ。
グラスごとのエーデルピルスの泡の塩梅がばらばらなのを見ると、エビさまの不在がぐっと胸にせまってくる。もちろんエーデルピルスはエーデルピルスとしてうまかった。ここにさらなる魔法をかけるのが海老さまだったってことだ。パートでまだ働かれるということなので、まだ海老様ビールには会える。大丈夫。

ジョン・アーヴィング好きの山田さんの顔を見ていたら、
「灯台守の話」ジャネットウィンターソン/岸本佐知子
「アメリカにいる、きみ」C・N・アディーチェ/くぼたのぞみ
がとってもよかった、おすすめという言葉がするすると出てきて、(本を読んでいないような気がしていたが、)そうか、この2冊はよかったよなー、と思い出す。
サンガ新書のアルボムッレ・スマナサーラシリーズも相変わらず読み続けているのだけれど、
『苦しみをなくすこと 役立つ初期仏教3』がいよいよよい。
宗教というより哲学(ものの考え方)について、深く簡潔に記してある。全体に落ち着いて明瞭。
何度読み返しても、雪の朝のような明るさを感じる。さえざえとして、明るく、ひきしまっている。

明るかった外がやがて夕暮れになり、暗くなった。
早めの時間帯にほろよいで丸ノ内線に乗って帰る。ただしい昭和を実行しているような気持ち。
分厚いコートを着込み中折れ帽をかぶったおじさんになって家族の待つ家に向かうような…
そして帰って、おじさんの着ぐるみをきっぱりと脱いで、ばんごはんをつくる。大根葉と納豆、煮大根、さわら西京漬け、菜の花系の野菜と豚のさっぱり炒め、海苔。

仕事など片付けているうちに、お腹のあたりから強い指令がでて、床の上に転がって気を失う。
サエキさんの電話で起きるが、原稿の直しは朝で許してもらうことにして、ようよう寝る。

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2007/10/08

「三越歌舞伎」の底力

ここでも何度か書いた『三越歌舞伎』、観てきました。
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大理石のデパートという非日常空間。「三越劇場」は、その片隅にしつらえた、シェイクスピア劇場のような空間。
細部に至るまで、こまやかな装飾がほどこされて、ちょっとした宮殿か宝石箱のような場所だ。
どんなに抑えたって、気分は高揚してくる。
お客さんもそれぞれに着飾って、ハイカラな雰囲気が盛り上がる。キモノも多い。
いいキモノだな〜、うわっ、なんじゃあのばかでかい帯留!作中の登場人物「銀杏の前」にちなんだか、銀杏づくしの人もいる。興行じゃなくてマチネーと呼びたい感じ。ちょっとした祝祭のような。

席に着くと驚くのが思った以上に「近い!」ということ。役者のいるところまで5掻き泳げばつけそう。泳がないけどさ。
「コンサート鑑賞」ではなく、「ライブに参加する」ようなこのサイズ感は、江戸時代の芝居小屋と同じなのだそうだ。なるほどなぁ。知識として知っているのと、実際に観るのでは大違い。
もちろん汗、涙まで見える。役者が息を荒げて殺陣をしているのも見える。
いかに彼らの身体がすばらしいか、それを通して感じる「型」の強さ。
それに気づいたのは、やはり役者が等身大に感じられる舞台の力ではなかったか。

市川右近さんのうまさ、かわいらしさにも驚いた。
インタビューでお会いしたときは、ばりっとしたいい男だったのに、まったく別人(歌舞伎的には当たり前なんだけど)。
「ぐずでのろまな亀」的な又平を実にチャーミングに演じている。
吃音障害を持つ又平の命かけた願いが通らないで、悔しさ情けなさのあまり奥さんをぽかぽか殴りだしてしまう辺りから、私の目は表面張力。
(ばか〜、そんな弱いからダメなんだよ〜。もう一歩、先まで踏み出せ、又平!)
ただひたすら師匠に認められたい愚直さ、自分ではどうにもならない壁。多かれ少なかれ、みんな心の中に吃音を持っているから、涙が出てくるのか。ストーリー、脚本のすばらしさ。
そして、もうひとつ、観客が「うまいな」「すごいな」と思って観るレベルからもう一段引き寄せられて、舞台と一緒に泣き笑いしてしまう、役者の魔力がそこにあるのだ。
あの顔を見たら、なんだって許しちゃうよ、好きになっちゃうよ。だって…なんだか憎めないんだもん!という右近さんの魅力。ちょっとだけ勘三郎さんのことを連想した。

前半の、お姫様の身勝手さもおかしかった。こういう、立派じゃない人がじゃんじゃん出てくる話って、ほんと、私は好きだ。好きな男と結婚したいからって、腰元のふりをしてまで謀って、結婚するか!単なるだだっ子ちゃんじゃないの。シェイクスピアにも通じるものがあるなぁ。

そうして、ここで歌舞伎をやるという東西文化掛け合わせが、”めちゃくちゃなごった煮”ではなく、ここにしかないゴージャスな世界になっていくのだった。
三越劇場の場のもつ「西洋力」と、歌舞伎の「東洋力」が拮抗し、融合し、高みへと駆け上る。美しい文化のキメラ。
これこそ、歌舞伎座でも実現できず、演舞場でもできない、魔法の時間であり、空間なのだ。これを観ないのは、もったいないと思う。
最後に客席も使った演出もあったりして、通路沿いの席をご用意くださった方のご好意を深く感じた。
ありがとうございます。

で、普通の観劇ならここでおしまいなんだけど、三越百貨店だけに、ここからがまた楽しいの。
ワンフロア上の「英国展」で紅茶とスコーンとショートブレッドとモルトビネガーを物色し、
バスペールエールとシェファーズパイのイートインに心動いたり。
ほかのフロアに移ってからは、パリの髪飾りをつけてみたり、兎の帽子をかぶってみたり…
そしてさすが日本橋三越、呉服フロアの充実していること。
「ジャイアンツセール」で唐織りの名古屋帯が仕立て芯込みで5万ちょっとなのには、正直心がぐーっと傾きました。染め帯も。
結局私は、ワゴンに出ていた袱紗サイズの小風呂敷と、きものバッグ(3000円はお得だった)、
愛用している松栄堂のお香を手にいれた。松栄堂の品揃えは気が利いていたな。
そうして、そのまま地下にもぐって地下鉄で帰る。

うーん、楽しかった、楽しかった。三越、すばらしいな!心憎いぜ!
伊勢丹と合併しても、こういう王道のよさは絶対に残してほしいな〜!

三越歌舞伎

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/other/2007/10/post_6.html

三越劇場・三越チケット
http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/theater/

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2007/09/13

『岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室』

ここのところ、肉と砂糖が過多だなぁとは思っていた。
疲れと御馳走がつづいたところに、
運動不足が重なり、ちょっと口の周りがぶつぶつしてきた。

私は徹底したマクロビはやらないけれど、
体調に応じて解毒メニューとして取り入れることはある。
中でも、「玄米クリーム」は、不思議なんだけれど、
食べている間から、みるみる汗が出てくる。
さらに、お通じはよくなるわ、なんだわで
とにかく体がすっきりするのです。

私が参考にしているのは岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室のレシピ。レシピに忠実に作るのがポイントのような気がします。
「あれは食べちゃダメ」と否定形からアプローチするストイックな本が多い中、
これは、ポジティブで、タイトルどおり「ハッピー」な空気に満ちている。
これで1000円なんて、安すぎる…
この本、実は友人が手がけており、だから贔屓するというのではないんだけれど、斯波G仔の構成・ライティングがすばらしく、思わず電話して「いい仕事したね〜!」と伝えた。いつもスタイリングでお世話になるたかはしよしこちゃんの仕事もよい。

実は、この本は、最初に献本でいただいたのを、パラパラっとしてしばらく伏せて置いていたのだった。なんとなく気が進まなくて。
それが、ある日、なんとなく読みたくなって、そうしたらとてもよかったのだ。
本でも、人でもそうなんだけえど、入ってくるときと入ってこないときがある。
それは出会いのタイミングというもので
自分が取り込めるときに、ずーっと飲み干して受け止めればいいんだろうと思う。
なので、私は人に勧めた本の反応がイマイチでも、あんまり気にしない。

【おすすめ本】
岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室』日東書院
※これ、好評で、もうすぐ続刊が出ると言うことです。G仔とよしこちゃんのいい仕事が、また、見たい!

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2007/08/17

鶴岡赤川花火大会 2007/8/10

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誰がなんと言おうとも、私にとってのNO.1花火大会。
東京の、パニックが起きそうな大混雑もなく、花火はリッチだ。
ちょっと指定席を奮発して、視界に入りきらないほどの花火!を2時間満喫する。
1歳児をつれていても安心して花火見物ができる。これは本当に最高。

夕方、ゆっくりと支度し、ゆっくりと待ち合わせて中学の同級生達と合流。
20年前の記憶を元にファミリーレストラン「キングコング」で待ち合わせたら、
すでに「つぶれた『ビデオセンター』」になっていた。
わたしたちの鶴岡地図は古すぎて、どうにもつかいものにならないらしい。
「バイパス通らいるど、どこさいるが分からねえ(車でバイパスを通られると、どこにいるのか分からなくなる)」
「八ツ興屋の田んぼのはずれだったなさ、でっけえマックスバリュ(スーパー)さなっての(八ツ興屋という集落の水田地帯のはずれだったのに、マックスバリュをはじめとした大きなスーパー地帯になっている)」
ぶつぶつ。ブツブツ。
鶴岡は、江戸自体からそのまんま(!)という古色蒼然とした部分がおおい街なので、
7割くらいは記憶のままだが、あとは幻の街になる。
私たちは、これからも幻の店の前や、幻の小学校のあたりで待ち合わせるのだろう。
私たちには、大きなショッピングセンターに見渡す限りの田んぼが、原っぱには木造校舎が、ゆらゆらと陽炎のように見えるのだ。

花火のあとは、同行の同級生とバー「シック」でやや深酒。鶴岡に行ったらだいたい2件目はここ。
鄙には稀な、といっては失礼だが、本格的なバー。バーテンダー協会にも登録しており、上等のカクテルが飲める。
昔オーダーした「ジンと、ちょこっとシャルトリューズと、ライムと、ソーダ」のカクテルが定番になっていた。
味が最高に好きなんだけど、心底よっぱらうということを忘れてぱかぱか飲んでいるウチにお開き。

次の日は、二日酔い気味の頭を抱えながら、
酔って話したことを思い出しては「きゃっと叫んでろくろ首にな」っていた。
どうしてあんなにアホなのか。
恥ずかしいのならやめればいいのに、私はきっとやめないだろうという確信がある。

というわけで、赤川花火大会、来年もぜひ行きたいものです。

バー・シック
山形県鶴岡市本町1丁目8-44
0235-22-4958

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2007/05/24

おともだち紹介に追加

私の敬愛するマダム・ショーコがこっそりブログをオープンしていました。
「まいにち、コルプス」
http://corpus.exblog.jp/
私も愛用中のコルプスのステキ椅子や
カトラリーといった商品が生まれてくる背景が見えてくるブログです。

暮らしを楽しんだり、いとおしんだりする方法を
私はこの方にたくさん教わりました。
結婚のとらえ方や、女性の人生の過ごし方も。
肩をはらず、欲はかかず、適当にちゃらんぽらんで美しいものが好きな人は
きっと共感してくれることでしょう。

実は、この半年くらい「欲」について考えています。
仕事で成果をおさめたい欲、認められたい欲…
はっきり言ってどっちもいらないものです。
結果がついてきたときに、ありがたく受けとればいいのだろうけれど。

言葉たらずになるのを承知で結論を急ぎますが、
「欲」は自分のことを中心に考えているときに起こるものなんじゃないかな。
その逆は、「愛」なんだなー。
愛ある生活を心がけていきます。

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2005/09/24

【お知らせ】10/7 フブキジャンボリー開催!

「吉祥寺なんでもサイト ホームタウン吉祥寺」
など運営する(株)フブキが
満を持して?フブキジャンボリーを開催します。
DJあり、本物のサンバあり、かなりホットな夜になるでしょう。
とりあえずダミヨンの参加は決定だそう。
興味のある人はどうぞ!
私も行きまーす。

公式サイト
http://www.fubuki-jamboree.com/

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2005/09/17

9月17日『親子の時間。』校了

この2週間、宝島社の『親子の時間』というムック作りのお手伝いをしていました。
実質10日で特集17pをつくるという暴挙(?)に
おつきあいいただいたチーム・ジーニアスのみなさんありがとう。
りゃうこ、がんじろう仔、麻里子、くまちゃん
(がんじろう仔、あなたの名前は変換しづらさナンバーワンです。)
私の最大の能力は、能力ある人に助けてもらえるということなんだなと実感。

取材中もいい話をたくさん聞いた。
子育てって「親育て」なんだな〜と思った。
私も子育てしたい(しかるべき段階を踏め、と常に言われる)。

『親子の時間。』は10月1日、宝島社より発売されます。

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2005/05/06

4月某日 ジンガロ!

「ジンガロ」を見に行く。
静かな興奮と、馬と、お香と、チベット僧の大音声。
聞こえないはずのひずめの音が聞こえ、
見えないはずの風が見えた。
シャガールの絵のようだな、とも思う。
闇がぐねぐねと伸びて、光が走る。
見てよかった。

会場をでると、
今受けた感銘が消されそうな売店の呼び子の声。
大慌てで外に出て、そうっと木場公園の中を歩く。
コデマリが咲き乱れて白いカーテンのようだ。
その奥の闇から、小さな馬が螺旋を描いて走り出してくるような気がする。


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2005/04/04

3月28日その2 桂枝雀追悼会

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恥ずかしながら、上方落語にほとんど触れずに今まですごしていた。
なので、上方落語はほぼ初めてです。
国宝の米朝さんから(ご高齢のためか声が遠かった)
さごばさん、南光さん、
江戸落語からは小三治さん(悲しみを表しながら笑わせる、しんみりおかしい話だった)
…ああ、おもしろかった。
子供のころに砂場で遊んだときみたいな
自由な心持ちになれた。
過不足なく満たされていく
絶妙の快さでした。
そして、会場全体があたたかく、以下にこの落語家が愛されていたかが
よく分かる追悼落語会だった。
それにしても亡くなったあとに
桂枝雀さんの芸に触れるなんて、私のばかばかばか!

帰りしな、写真の看板の前でキョーコさんに声をかけられる。
(会社員だったころ、わたしはこの方にさんざん迷惑をかけたので
今でも恐縮してしまう。)
キョーコさんの旦那さんのお父さんは
上方落語の偉い人、と聞いたことがある。
そして彼女の新しい姓が前田さん…
ってことは、おお、枝雀さんが舅ということか。

帰りは連れへの相づちが
ほとんど今日観た落語からの引用になり
あきれられる。
でもね、そのくらいすばらしかったのだ。

この追悼会は、この後も全国で催されるようなので、
機会があればぜひおすすめします。

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2005/03/23

【NEWS】 おてがみすと必見。木下綾乃展覧会 

4872902157.09.LZZZZZZZ友人の木下綾乃さんが
イラストエッセイ「手紙を書きたくなったら」を上梓されました。
出す方ももらう方もうれしくなるお手紙のヒントが
かわいらしい画とともに紹介されています。
「おてがみすと」は必読と言えましょう。

また、出版を記念して、29日から代官山・ユトレヒトにて原画展が開かれます
◇ユトレヒトHP  http://www.utrecht.jp/
◇木下綾乃HP  http://kiino.net

ここだけのお楽しみもあるようなので、春のお出かけに、ぜひ!

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2005/02/17

2月10日 酒肴道場スペシャル!

今日からニッカのCM「夢であいましょう」が
ハナレグミにつづき村上ゆきさんへ!
去年一年のベストミュージシャン分の1だったのでとてもうれしい。
NTTドコモのCMでは高音、こちらでは低音の魅力が楽しめます。

さて、本日のメインは「酒肴道場スペシャル」の撮影。
なんてことはない毎日のごはんをつくって撮影するだけなのだが
料理撮影は難儀だな〜。
撮影開始30分前にどのきものにするか大久保さんに相談している始末。
今回は木綿の格子の着物に、ファニーな鳥の刺繍の入った帯をあわせた。
帯締めは若草色で、ちょっとだけ春。

ようよう終わって、一息。
西荻窪へタクシーを飛ばし、医者へ駆け込む。
花粉症はこの時期つらいのよ。
ジルテック、小青竜湯エキスと小柴胡湯加桔梗石膏エキスのブレンド。
とにかく暖めて、どんどん排泄できる体調に整えておかないと
この先ひどい目に遭うのが目に見えている。

電車で吉祥寺へ回り、ハモニカキッチンで「ニフティ」のうちあわせ。
月刊と週刊、つねにレギュラーがある状態は月のリズムがないようで存在する。
体が「あーそろそろ」と根のつめ方を思い出すのだ。

帰り際、ひさびさにデザイナーの田中さんとばったり。
ワインボトル続々とあく。
着物の足下は、立っているととても冷たい。
酒で暖める間もなく、ふくらはぎの感覚がなくなってくる。
グラスに吐く息が白い。
ふと外に目を向けると、雨が雪にかわっている。
ガラス越しの雪、パリの冬を思い出す。

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2005/02/11

2月4日 ちょこっとオアシス(加湿器)

たまにいわゆるオフィスに行くと、その乾燥の激しさに驚くことがよくある。
いるだけでびしばしと肌が乾いてくる。のども肌もつらい。

ちょこっとオアシス(ホワイト)
この間、タイアップ広告の仕事で出会った商品がよかったのでリコメンド。
あんまり広告には真剣ではなさそうだけれど(失礼)
母体のメーカーが車のキャブレターをつくっている会社
というだけあってなかなか性能がよろしい。
セットするとまわりにちょっとした「見えない潤いカプセル」ができるかんじ。
ハイテクフィルターをつかった自然気化式で結露しないし、
電源無しでどこでも使えるというのもいいではないですか。
「空気に打ち水」なんて和風なキャッチを考えた割には名前が
「ちょこっとオアシス」!!!
おじさんが女子受けしようと一生懸命考えたっぽいネーミングもぐっときます。

ホテル、飛行機、オフィスなど、乾燥しすぎの場所は多い。
ちょっとした加湿で、花粉症やドライアイなど粘膜の弱い人、ひいては風邪予防にもきくはず。
値段がお手頃なので、バレンタインデーのお返しや気の利いたプレゼントにも便利だと思うんだけど
ものがいい割には取扱店が少ないそうなので、ウェブが一番てっとりばやいらしい。

ちょこっとオアシス(オレンジ)
携帯を意識したようなデザイン、カラー展開もぐっとくるのです。

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