近似値(ミチコちゃんとハナ)
トータスさんちの猫、ミチコちゃんがたいへんかわいいとおもっていたのだが
大きくなってきたら、なんか、うちのハナに似てきたような気がする。
つまり、三毛猫で、太り気味ってことなのだけれど。
http://blog.excite.co.jp/tortoise-m/10048074/
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トータスさんちの猫、ミチコちゃんがたいへんかわいいとおもっていたのだが
大きくなってきたら、なんか、うちのハナに似てきたような気がする。
つまり、三毛猫で、太り気味ってことなのだけれど。
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すっかり親ばかと化したシブヤマスオより、ジュン(8ヶ月の柴犬)の写真がとどく。
こういうのを見ると、親ばかでもしょうがないと思うよ、うん…
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岩合さんの『ネコを撮る』を読んで、今度チャンスがあったら、きちんとした手順を踏んで、猫を撮らせてもらおうと思っていた。
チャンス到来。
よく駐車場でおっこちた干物のように寝ている猫がいたので、「撮らせてもらえますか?」と頼んでみたのだ(このへんのことは、本を参照して欲しい)。
鷹揚に構える猫、気づけばそばに子猫がうろうろしており、おお、この猫はノラネコではなくオヤネコだったのね、とシャッターを切る。
子猫は駐車場の屋根にあがっていつでも逃げられる態勢になってしまった。

日中、バリバリと音を立てる雷に負けないつもりで
汗だくで原稿を書く。夕方には晴れるはず。
きもののコーディネートを考えるのが最大の気分転換。
ピンクの格子柄、茶に白のドットのやつ、
もう単の時期だけど待て待て、まだ今日は暑いぞ…
帯は?小物は?
つぎつぎと開かれるたとう紙にじゃれつくハナ。
「こらっ!」とにらむと向こうの部屋に退散した。
風呂に入ってとうとうリアルバー初日。
緊張する。とても緊張する。
会場の最寄駅まできて「帰りたい」と思った。
そして緊張のあまり、途中にある立ち飲み屋に
ふらふらと入りそうになった。
しかし大人なので帰るわけにも飲んだくれるわけにもいきません。
会場について、まずスパークリングワインで口しめし。
はあ、緊張する。
始まってみればなんのことはない。
皿を下げる、料理を出す…
もともと接客は大好きだったのだ。
みなさんも楽しんでくれたようだし、
よかった〜。
おいしいワインを一本買い、家路につく。
東京の夜の空ってなんとなく藍色がかっている、と思った。
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某日。トリマー帰りのシヴァを連れたたっぽんがやってくる。
たっぽんは遠慮なく奥の和室でシヴァ入りリュックを開くのだが、
これが実にまずいことなのだ。
うちのハナはかなり賢く(飼い主バカです)、
超がつく内弁慶である。
そして家の中で最も重要なテリトリーと感じているのが奥の和室なのだ。
飼い主が見知らぬうなぎネコを和室に入れた、の図は、
けっしてけっして見られてはならない。
あまつさえ、そのネコをかわいがったりしてはいけないのだ。
一方、白長毛種のネコ、シヴァは「白痴美」なんていう
昔めいた禁止用語を使いたくなるようなぼんやりねこだ。
大体夏頃に毛がからまって、ホームレスの人の頭みたいになって
にっちもさっちもいかなくなり、全身の毛を刈られるのが恒例行事だ。
ほおのあたりの長い毛だけが残された、その様子はジャングル大帝レオ。
もしくは、漂白されたうなぎネコ(シヴァはやせて長い)。
鞄から出されると「ここはどこ?」と和室中を頼りなげに歩く。
あわててふすまを閉めたのだが、
逆にハナの不審をかい、まんまとシヴァを目撃されてしまう。
毛を逆立てて逆上するハナをだっこして
「あなたが一番よ」とプライド回復の呪文を唱えているところに
たっぽんがにやにやしながら
シヴァの手をとり、ハナの背をぽん、とたたいた。
にゃんともぎゃっともつかない声をあげた
ハナはパニックそのものの形相で
あらんかぎりのツメをたて、しがみつく。
必死で抱きすくめ、シヴァとたっぽんに退場いただいた。
その後で、なんだかネコのおしっこくさい…と
あちこちの畳をしらべてみたが、どこか分からない。
ふと鏡を見ると、私の腿の辺りが水たまりになっていた。
さっきの肩たたきのときに違いないけど、
わたしが漏らしたみたいじゃん!
黒猫がポカラ、白ネコがシヴァ。
こういう寝方をする不思議ちゃんなのです。
ポカラの後ろを走り去る白うなぎネコにも注目。
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めずらしく余裕を持って家を出た。
そんなときに限ってめんどうなことが起こる。
ネコおばさんが座り込んでネコにえさをやっている。
マンションの敷地の外でお願いしますね、と声をかけたところ
ちょっと心の病だったらしく、
話がかみあわないばかりか殴り掛かられる。そんなぁ。
(そのとき、頭の中ではっきりと「やめて〜。やめてください」という
横山弁護士のなさけない声がした。)
これみよがしに不動産屋に連絡し、退散願おうとすると、
先様、さらなる心の病が爆発したご様子。
私は遅刻寸前の時間だ。
早々に仕事に向かおうとしたところ、
先様はうしろからつかみかかってきた。きやがった。
それまでは温厚な職業婦人として振る舞っていた私だったが、
ジャケットを引っ張られた瞬間に何かが切れました。
やおらおばさんの手首をつかむと
わしわしと大家さんの家の前に引きずっていった…わけではなく、
むんずと手首をつかみ、2、3歩お連れして、
「じゃあ、大家さんの家に一緒に行きましょう。敷地目の前だし。ねっ!」
とにこやかに申し上げました。
おばさんは、嫌だっ!と言うと帰っていきました。
嫌だって、あんた、私の方がよっぽど嫌だよ…。
その後の職業婦人は打ち合わせのあと経絡リンパマッサージを受けて
昨晩の徹夜の疲れを癒したのでした。
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徹夜してしまった…
ハードになる覚悟をきめて、
原稿を送信し、電車に乗る。
7時過ぎの電車は、私にとってはかなり早いのだけれど
すでに通勤の方でいっぱいだった。
乗り換えでかろうじて座れてほっとする。
しかし、こういう時につくづく思うのだ。
世の中の人ってなんて働き者なんだ!
本日は「フィガロ」撮影。
モデルのカーチャと少し話して、あっという間に寝てしまう。
千石原はススキ野原。
まず「ヌアラ」の撮影。寒いけれどあくまでもフレームの中は春。
モデルって大変だ。
つづいてラリック美術館へ。
事前説明を聞いていたけれど、実際に足を運ぶと
もっとすばらしいところだと分かった。
ふつうの柱にさらっと本物のラリック装飾が施されていたり
巨大な天然木をくりぬいた展示ケースがあったり、
洗面所でさえも、一枚の画のように窓からの風景がきりとってあったり。
さりげなく豪華なしかけがここかしこにある。
(ガラスに彫刻をほどこした雀が遊ぶ「雀の間」に入って
「ここが私の理想の居間です!」と言ってしまった。)
ラリックの感性って本当に日本的!
この人にきもののデザインをしてほしかった。
プロジェクトリーダーの方に「ラリックの茶室」をリクエストする。
それにしてもここは、植物などの自然環境がとても贅沢。
某銀行の幹部用保養地を美術館用地に転用しているので、
すばらしい自然が手つかずに近い状態で保存されていたらしい。
寒冷な気候の中でじわじわと何百年かけてそだったであろう
庭の樹の皮に苔がついて、銀色に輝いている。
笹藪の中を流れる川に、梢をすかした陽がおちてきらきら輝いている。
人の手では生み出せないもの、
生き物に宿る品格というものを
きちんとリスペクトしてるんだな。
お金をかけてものをつくるってことは本当に責任の大きいことだ。
おもしろいのは、展示物を眺めた後に庭を眺めると、
ぜんぜん違う美しさに見えてくること。
ここは、自然の中から美を選りだして、
作品に高めたラリックという人の、頭の中のような場所なのではないか。
と、ふと思う。
オリエンタル急行の本物が展示してある、とか
カフェのご飯もおいしい、とか
あんまり美術に関心がない人でも楽しめるような気配り、とか
たくさんいいところはあるけれど、
多分ここの一番の財産は
ラリックの視点から世界を観るきっかけを与えてもらえるっていうこと。
3月下旬にオープンするので、
箱根の水が温むころにまたでかけてみようと思う。
箱根ラリック美術館
http://www.lalique-museum.com/
(最近、リンクを張るためのアイコンが表示されないんです。
なぜ?知っている人がいたらおしえてください)
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おそくなった仕事の帰り、縄のれんの店によって
銀ダラの粕漬けと熱燗を注文する。
お通しと一緒に出てきた煎り大豆を間違えないように、とあわててトシの数だけ食べていたら、
たぶんおなかがすいているように見えたんだと思う。
太巻きもちょうだいした。
切ってあったにせよ、太巻きだったので、何もしゃべらないようにして急いで食べた。
ますますおなかがすいてるように見えたかもしれなかった。
すぐに魚がでてきたので、ゆったり食べるようにした。
久しぶりの店なので近況を報告しながら
ほかのお客様の近況もうかがう。
ジャムちゃん亡き後エイメイ先生が気むずかしくなってしまわれた、など。
先生の手が震えているのはわりとよくあることだ。
けれど、この間先生と会ったときに、
「ジャムちゃんはお元気?」といつも通りの挨拶をしたら、
先生はしわしわの手をぶるぶるさせながら、
「ジャムちゃんは、死にました」
うつむき気味できっぱりとそういった。
その後、先生は、指で目頭をぬぐって杯を干していた。
ペットロスというと簡単だけれど、簡単な言葉では片づけられない
深い深い絆がそこにはあったのだ。
扉を開けるとつんのめりぎみに走り寄ってくるネコを抱き上げてしばしその絆のことを思う。
ふとんに「ノラや」を持ち込んだ。
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朝起き出してすぐに仕事の続き。
リライトの時は、どうしても浮き足立つ。
ぱりぱりぱりぱり、キーボードをたたいていると
足下からばりばりばり、と室内履きをひっかく音がする。
気分は動物にも人にも伝染する。
気をつけないと、眉間にしわがよっちまうぜ。
いったん台所に立って食器あらいとお茶汲み。
ガス台の魚焼きを酢の希釈液で洗うととても楽。
漢方薬を飲んで、今日はほうじ茶。
ここのところ、あまりミルクティーを飲みたくないので、
牛乳瓶が冷蔵庫で増殖している(生協で前もって頼んであるのでじゃんじゃん届く)。
子供のいる家の牛乳消費ペースは早いので上の家におすそわけする。
原稿を送信しながらバスタブにお湯をはる。
昼から風呂にはいるのは優雅でも何でもなくて
ただ夜に風呂に入れなかったのです。
しかも優雅に湯につかる時間もないので
必要に応じて大急ぎで洗浄する、というかんじ。
乳液をなじませながら、ぶおーんとドライヤーをつかい
服のことを考え…さて、街に出るのは何日ぶりだったか。
手の甲が青黒くなりそうな寒さなので、
毛足が長い、上等のシャム猫のようなストールを持って出かける。
銀座と外苑前で打ち合わせ。
そのままカフェでデザイン入れをして吉祥寺へまわりイラスト発注。
発注先はマリコさんなので、ついでにお茶など。
「冷え」について熱弁をふるいながらひょっとしてトシか?と笑う。
さらに買い出しをして永福町へまわる。
滅多なことでは弱音を吐かないヤマナカさんから
高熱の救援物資の依頼があった。
友人づきあいは10年以上というのに、
私はこのひとの今のアパートに上がったことがない。
梅醤番茶の元をつくっておいてくる。
はじめておじゃました部屋はきれいだった…重病人とは思えないくらい。
育ちが違うのに違いない、と心中ひとりごちるが
人には「成長する」という喜びもある。
わたしは新しい家に引っ越してからだいぶん掃除が上手になったのだ。
次は整頓上手になる楽しみが待っている。
おばあさんになるころにはどんなに優秀になっているかしら。
真夜中、スーパーで買い出しをし、
日付が変わるころから「酒肴道場」の試作を始める。
まったくのアドリブというわけにはいかないので、
一応ちゃんと作ってレシピも書かなければならない。
結局、終わって寝たのは4時だった。
よく動いた一日でした。今朝の光を遠く懐かしく思いながら寝る。
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よく暖房が効いているので久しぶりにハナを洗う。
目をひん剥いて抗うが、無駄である。
さらにトイレの砂もふんだんに足してやる。
この間、注文したのが届いたのだ。
「ひのきのねこ砂」のいいところは、
1.トイレに流せる自然素材
2.糞尿のにおいが消える
3ほのかに.ひのきの自然な香り
無地のダンボールで届けてくれるのと
安いのと、キャットフードを一緒に届けてくれるのとで
もうすっかりお得意さんなのだ。
それにしてもうちのお嬢さん、
「サイエンスダイエット・ライト」にしているのに
めくるめくスピードで太ってきたような。
この人がフードをがっつくのをみるたびに
ノンファットのバカでかいハンバーガーをたべるアメリカ人を思い出す。
写真は濡れた体を必死で毛づくろいしているハナ。
どこがどこだか分かりませんな。
●ここがいつも愛用しているネコグッズショップ
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締め切りが次々と押し寄せ、ひた走る日々が戻ってきた。
ううう。
いつまでもおとそ気分でぼんやりとはさせてもらえないものです。
はいし、どうどう。
自分にむちをくれてやる気分でパソコンに向かいます。
ぼんやり向かうのではなく、カチカチカチカチ、
キーボードをうつスピードと気迫が違うのでしょうか、
ハナがきーっとなって、いろんな紙をかじったり、
ティッシュをほりかえしたりしています。
それだけはやめてほしい、ということからじゃんじゃんやって、
「やめなさい!」と怒られると、「ふん」と鼻息荒く立ち去る。
飼い主の精神状態は、猫にも移る。
これをみているとちょっとはずかしい。
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猫はどうして箱好きなのか。
箱を見つけたときのハナの対応は
およそダンボールというダンボール、箱という箱に「必ず」入ってみる。
そしてなるべく数多い「辺」にぴったりよりそう。
こうじてティートレイにも入るようになってきた。
トレイを畳において、ちゃぶ台にティーセットをのせて、
振り返るとハナがぴったりとセット済み、そういう感じ。
トレイの隅にほんの少おおし高さが出てるのがきっと箱っぽいんだよね。
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ふすまの向こうでハナがしつこくないている。
少し隙間をあけてやり、
そのまま起きようと思ったのに、
掛け布団の隙間から手を出し入れして遊んでやっているうちに二度寝してしまった。
陽が高くなってから床を離れた。
試しにつかった枕で首が凝っている。
やはりテンピュールデビューの日は近いと思う。
午前中、自転車に乗って図書館へ行く。
踏切が開くのを待っている間、光があたたかい。
野球場の芝生の上に、紅葉しきらずに冬枯れた葉っぱが散っていくのが見える。
かばんの中にはあたらしい手袋が入っている。
図書館では中医学の本を借りる。
寒くなることだし、もう少しちゃんと体と食べ物のことを知ろうと思って。
夕方、暖かい色のバラを買って遠回りしながら帰る。
家に帰ってメールをチェックしていたら、
ハナが机に飛び乗ろうとして失敗し、
ごまかすために仰向けで床に転がって死んだふりをしていた。
普通の猫は体をなめて精神の安定を得ると本で読んだが?
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わたしが前より掃除をするようになったのは、アレルギーが出たせいだった。
猫の毛は、空中を舞い、ほこりになり、なぞの咳の原因になる。猫アレルギーの原因は、猫の毛についたきわめて小さなたんぱく質らしい。掃除をすることと猫自体を洗うことでかなり楽になる。
風呂に入っていると、勝手に扉を開けて入ってくる猫をそのままざぶざぶ洗ってしまうことにする。お湯をかけ、石鹸をつけ、わしゃわしゃざぶざぶと。ハナは子供のころから半強制的に風呂に入れられていたので、お湯でぬらされた瞬間に無抵抗になる。私が猫を洗うときに思っていることはただひとつ、「問答無用」ということだ。この「気」がハナの類まれな闘争心を抑えているのではないかとひそかに思っている。
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ogiwaka.comで唯一のほぼ毎日更新コンテンツ「東京日記」が止まってからほぼ4ヶ月。ブログにすればいいじゃん!と気がつき、はじめることにしました。
ライターという仕事柄、文章を書く時間は長く、多分そこそこ量も書いているのではないかと思うのだけれど、やっぱりこれ(東京日記)とは違うんです。忙しければ忙しいほど腹のそこから「書きたいなあ!」と思う瞬間がある。というわけで再開。緊張もしつつ、ちょっとうれしい夜なのです。
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