病気と身体
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先週、にごり湯に入りたいという家族と箱根に出かけた。
寒いだろうとウールの袷の着物を着ていったのが正解。仕立て直して作ってもらった結城紬のコートに助けられる。
今年は紅葉があっ!という間に嵐にもぎ取られてしまったそうでやや寂しい景色ではあったものの、
それでも、紅葉の終盤、優雅な気持ちで旅ができた。
お風呂にこれでもかというくらい浸かった。
比較的空いている露天風呂で1時間近く…文庫本でも持っていたらさらに1時間は入っていたかもしれない。
でも結果から言うと、文庫本はいらなかった。
空と、紅葉と、その間にたゆたう考え事あれこれで、あっという間だった。
晩ご飯もすばらしい内容で、仲居さんもプロとして働いていらっしゃる。宿は仙郷楼である。またぜひ行きたい。
帰りにポーラ美術館による。
箱根の山ふところにガラスのUFOが収まるようにモダンで開放的な空間が広がっていて、
視界を遮らないような工夫もされていて…いいなぁ。
設計者はどんな方なのだろう?と思う。
帰ったあとで調べたら
設計者: 安田幸一(日建設計/現東京工業大学大学院助教授)
神成 健(日建設計設計主管)
ということだった。
特別展示は「ボナールの庭、マティスの室内」。
展示室の中に窓がしつらえてあって「室内」の部屋から「庭」の部屋の画をのぞくことができる、というちょっとしたしかけがあったりと展示の仕方が気が利いている。
ポーラ美術館らしい化粧・美粧にまつわる展示も楽しむ。うっとり…としつつも、ポンパドールの上に帆船が乗った当時最新式の髪型など突っ込みどころも満載。
仙石原への旅は、新宿駅からの高速バスが便利だ。
同じ仙石原にあるラリック美術館の取材に行ったとき、
小田急の担当者の方が日帰りでふらっと出かけることがある、とおっしゃっていたのを思い出す。
駅前から2時間。30分おきに出ているし、片道約1800円。
あ、日帰りの旅もアリですね。
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